夏の妊活は代謝を上げていきましょう!

シナモンと八角などの調味料

こんにちは 暑い日が続きますね。ご体調はいかがでしょうか。さらのて鍼灸院きたはらです。

代謝は妊活において重要なワードです。代謝が良いほど、質の良い卵子が育ちます。夏のこの時期、基礎代謝は冬に比べて約20パーセントも低下するとも言われています。

夏は暑さに対して、身体がエネルギー消費を抑えている低代謝の状態、反対に冬は寒さに対して体の温度を上げようと代謝が活発になります。

代謝を上げるためには、

下半身の筋トレ (ふくらはぎは第二の心臓、しっかり鍛えるとむくみ解消に繋がります)

水分補給 (水分不足は血流が悪くなる原因です)

睡眠の質向上 (しっかり寝ることで基礎代謝力も上がります)

などがありますが、今回は食事について考えてみましょう。

まずは、タンパク質。タンパク質に含まれるアミノ酸は、脂肪を分解する酵素(リパーゼ)を活性化し代謝を上げてくれます。妊活にも一番大切です。

鉄。鉄不足は基礎代謝を減少させ太りやすく痩せにくい体質にしてしまいます。特に女性は毎月の月経で損なわれがちです。鉄には老廃物を排出しやすくする働きもあるので意識してとりましょう。

ビタミンB群。肉、豆、卵、レバー、サーモンなどは基礎代謝を活発にしてくれます。毎日の献立に取り入れていきましよう。

また、今の季節はエアコンと外気の温度差でおなかの調子も乱れやすくなります。ぜひ食物繊維の豊富な野菜に、ショウガやシナモンなどの香辛料を上手に使って、夏こそ積極的に代謝を上げていきましょう!

自律神経こそ妊活の要

こんにちは。さらのて鍼灸院きたはらです。

暑い日が続きますが、ご体調はいかがでしょうか。

妊活において重要な課題の一つに、ホルモンバランスを整えることが挙げられます。不妊症の患者様には、特に冷えの症状がみられることが多く、体の冷えはホルモン分泌にも影響鵜を及ぼしてきます。

鍼灸治療では、自律神経の働きを、鍼とお灸で調節し、自然妊娠はもちろん、人工授精や体外受精の日程に合わせた、妊娠しやすいお身体づくりのお手伝いをさせて頂きます。

東洋医学では、人が生まれながらに持っている「自然治癒力」を大切にしています。お一人お一人の、体質や症状、生活習慣に合わせて、鍼灸・食事・運動・栄養学等の観点から、生理周期の改善や、子宮卵巣の機能の向上につなげていきます。

西洋医学は、病気の発見や原因に合わせた、薬や手術などの対処療法に優れた点があります。

東洋医学における鍼灸療法は、お身体全体の調和を大切にし、自ら病を治す力を高める治療をしていきます。自分の力で妊娠しやすいお身体になるための、鍼灸でホルモンバランスを整えていくことから始めてみてはいかがでしょうか。

43歳・42歳妊娠のご報告

こんにちは。さらのて鍼灸院きたはらです。暑い日が続きますね。

今月もまた、40代での妊娠のご報告ができますこと、同じ40代で妊活を頑張られている皆様の励みになればとお話しさせていただきます。お二人とも、第一子となる赤ちゃんのご懐妊です。今、安定期に入られる43歳と、妊娠後期の42歳の女性です。

43歳・42歳のお二方も、体外移植の保険限度後、妊活鍼灸にいらっしゃてくださいました。自費での体外に向けて、鍼灸、運動、食事面からのお身体づくりをはじめました。お二方とも職種は違いますが、朝から晩までお仕事をされ、妊活と仕事の両立やストレスや、40代妊活という不安や葛藤もお持ちでした。

妊活は、妊娠がゴールではなくスタートなのですが、そこまでたどり着くのがいつになるかは、今の医療をもってしても、明確に断言できないだけに不安も大きいものです。妊活に伴うホルモン剤の服用や治療によるお身体の不調は、妊活の不安と合わさり、心と身体のバランスも崩してしまいがちです。

心と身体は一つであり互いに影響をしている、「心身一如」は東洋医学の根底にある治療法。それこそが妊活鍼灸における、自律神経を整え、安定したホルモンバランスを自分で作り出せる、妊娠しやすいお身体づくりにつながるところです。

40代で第一子となる赤ちゃんご出産されることは、今時めずらしいことではありません。40代ご夫婦に、待ち望まれて生まれてくる幸せな赤ちゃんです。一日一日大切に育まれてください。

私事ですが、以前児童相談所で里親委託支援の仕事に就かせていただいているとき、よく訪問する乳児院に、「こどもは育てたように育つ」と書かれた言葉がありました。自分の子育てを振り返ると、まさにその通りだなぁと反省しております。

40代からの子育ては、きっと毎日が新しい発見ですね。ご両親の人生の半生から得た、知恵と経験を大いに生かして子育てをされていくことでしょう。40代からの子育ていいですよね。

梅雨のむくみと妊活

こんにちは。さらのて鍼灸院きたはらです。梅雨の時期に入りましたね。この時期はいつもよりむくみや頭痛が起こりやすくなります。
皆様ご存知の通り、妊娠には『血流』が大切、むくみや冷えは大敵です。むくみは、血流の流れ、特に心臓への戻りが悪く冷えにもつながります。

そもそも血管は栄養やホルモンの通り道です。

血管を通る「血流」が、細胞まですべての材料を運んでくれています。
生殖器の毛細血管を開いているのは副交感神経の働きです。

今の時期は、寒暖差への対応で、神経は血管を開いたり閉じたりに大忙し。
差が激しいのでメリハリつけて働くことが難しくなってきます。

自律神経のバランスが崩れやすいこの時期、生理が乱れたり、疲れやすかったり、身体がだるかったり、頭痛、おなかの不調が出やすいことはありませんか?


妊活においては、自律神経が乱れて副交感神経が働きにくくなってしまうと、
毛細血管が閉じてしまったり、長く続くと血管が減ってしまうことも!
道が滞っているといくら材料を合成できても、赤ちゃんのたまごに栄養を届けることができません!

卵子や精子が正しく育つためには、育つまでの期間
栄養やホルモンを安定供給できる道が通じていることも大切です。


定期的に鍼治療により神経が刺激されることで、毛細血管は育ち血流はどんどん増えていきます。
お身体の状態は一人一人違いますが、きちんと通院することが妊娠への近道となりますよ。