採卵・移植直前の鍼灸効果

こんにちは。さらのて鍼灸院きたはらです。

「どのくらい通えば効果が出ますか?」というご質問をよく受けますが、

「早い方では、3か月でお身体の変化を感じて頂ける方が多いです」 とお答えしています。

毎週一度、3か月間通って頂くと、冷えの改善や睡眠、生理の状態に何らかの変化が表れてくると思います。

特に生理周期や経血の色や状態の変化、生理痛やpmsの軽減は、妊娠しやすいお身体、妊娠しやすいホルモンバランスになってきていることでもあります。

中には早い段階で、妊娠や移植で着床がみられる方もいますが、お身体の具合はお一人お一人違いますので、あわてずに整えていくことが、妊娠への近道です。

採卵直前や移植直前に、新規のお問合せを頂くことがありますが、妊活鍼灸には即効性よりも、体質改善を目的とした治療の積み重ねによる効果があります。

もちろん積み重ねによる体質改善が大切ですが、採卵・移植直前でも新規の施術はお受けしておりますので、ご遠慮なくお問い合わせくださいませ。

数か月間、しっかりと鍼灸と生活習慣のご指導で整えて頂くと、質の良い卵子が必ずできます。

数か月続けることで、移植や自然妊娠に向けて、状態の良い子宮内の環境が必ず整ってきます。

そうして焦らずに積み重ねることで、必ず妊娠の転機が巡ってきます。

一緒にその時を作り上げていきましょう!

ご夫婦で妊活鍼灸 男性不妊・運動率の改善

こんにちは。さらのて鍼灸院きたはらです。

妊活はご夫婦で一緒に考えて、治療を進めることは何より大切なことです。

不妊治療専門のクリニックにてご夫婦で診察を受け、血液検査や内診、採精の結果に心配になられることもあるかと思います。

不妊の原因が女性だけではなく、男性が不妊の原因になることが近年多く報告されています。

ストレスや不規則な食生活、睡眠不足など自律神経の乱れにより、で精子は傷みやすい状態なります。
「運動率が低く、体外受精以外方法はない」と言われた男性も、鍼灸施術で改善していくことができます。

血流を上げ、鍼灸でお身体を整えていくことで、本来の生殖機能を取り戻していきましょう。

男性の方は、女性に比べて鍼灸施術による効果が早く現れます。

女性側だけ頑張っていてもゴールは見えてきません。ご夫婦一緒の妊活をおすすめいたします!

42歳・39歳 妊娠報告!

こんにちは。さらのて鍼灸院きたはらです。

今月も月初めですが、さっそく42歳・39歳の方の妊娠のご報告から始められること、妊活を頑張っている皆様の励みになればと思います。

お二人とも体外受精での妊娠です。当鍼灸院にて体質改善を始めて、二度目の移植で無事に妊娠となりました。保険適用内での移植にて、妊娠を迎えることができました。

40歳という年齢は妊活にとって「壁」の様に感じていらっしゃる方も多いようですが、全くそんなことはありません。

40歳の誕生日を越えたからと言って、急に体が衰えたり子宮卵巣の機能が、ガタンと下がるわけではないですよ。お身体は30代の続きです。自信をもって、鍼灸治療で更なる妊娠力の機能アップをしていきましょう!

40代妊活は、まだまだあきらめるにはもったいない!一緒にお身体を作っていきましょう!

「不育症」と鍼灸治療での妊娠報告

妊婦 マタニティー 赤ちゃん イラスト

こんにちは。さらのて鍼灸院きたはらです。暑い日が続きますがご体調はいかがでしょうか。

度重なる流産で「不育症」と診断され、ご自身で色々と解決策を求められ、鍼灸に可能性を持たれてご来院される患者様は結構な割合でいらっしゃいます。

「不育症」と病院で言われた多くの方は、これといった原因が見つからないことが、不育症の難しさであると思います。ご夫婦とも遺伝子検査は異常なく、ホルモン数値も正常ですが、血流が良くない、との診断を受けていることが多くあります。

皆さんに共通しているのは血液の循環が悪い「瘀血」「冷え」症状です。

お身体を診ると、交感神経優位の特徴が多々あり、毛細血管の開きが悪く、子宮内の血流温度に改善が必要であると考えられます。

この度、妊娠14週で安定期に入られる方も、当院に来られる前、5回の初期流産をご経験されていました。

今までの妊娠は、人工と体外で初期流産でしたが、当院にて6回目の鍼灸治療後、初めて自然妊娠され、安定期を迎えることができました。

流産への不安は、それがお身体に影響し、妊娠に向かない「交感神経優位型」になりやすく、さらに子宮の血流を途絶えてしまいます。

妊娠継続しやすい「副交感神経優位型」のお身体を作ることこそ、「不育症」に対する鍼灸治療からのアプローチであると思います。

お身体を改善していくには、一人一人時間も異なりますが、どうか「不育症」だからとあきらめず、東洋医学で自然治癒力を上げていくことが、「不育症」からの出口につながると信じています。

夏の妊活は代謝を上げていきましょう!

シナモンと八角などの調味料

こんにちは 暑い日が続きますね。ご体調はいかがでしょうか。さらのて鍼灸院きたはらです。

代謝は妊活において重要なワードです。代謝が良いほど、質の良い卵子が育ちます。夏のこの時期、基礎代謝は冬に比べて約20パーセントも低下するとも言われています。

夏は暑さに対して、身体がエネルギー消費を抑えている低代謝の状態、反対に冬は寒さに対して体の温度を上げようと代謝が活発になります。

代謝を上げるためには、

下半身の筋トレ (ふくらはぎは第二の心臓、しっかり鍛えるとむくみ解消に繋がります)

水分補給 (水分不足は血流が悪くなる原因です)

睡眠の質向上 (しっかり寝ることで基礎代謝力も上がります)

などがありますが、今回は食事について考えてみましょう。

まずは、タンパク質。タンパク質に含まれるアミノ酸は、脂肪を分解する酵素(リパーゼ)を活性化し代謝を上げてくれます。妊活にも一番大切です。

鉄。鉄不足は基礎代謝を減少させ太りやすく痩せにくい体質にしてしまいます。特に女性は毎月の月経で損なわれがちです。鉄には老廃物を排出しやすくする働きもあるので意識してとりましょう。

ビタミンB群。肉、豆、卵、レバー、サーモンなどは基礎代謝を活発にしてくれます。毎日の献立に取り入れていきましよう。

また、今の季節はエアコンと外気の温度差でおなかの調子も乱れやすくなります。ぜひ食物繊維の豊富な野菜に、ショウガやシナモンなどの香辛料を上手に使って、夏こそ積極的に代謝を上げていきましょう!

自律神経こそ妊活の要

こんにちは。さらのて鍼灸院きたはらです。

暑い日が続きますが、ご体調はいかがでしょうか。

妊活において重要な課題の一つに、ホルモンバランスを整えることが挙げられます。不妊症の患者様には、特に冷えの症状がみられることが多く、体の冷えはホルモン分泌にも影響鵜を及ぼしてきます。

鍼灸治療では、自律神経の働きを、鍼とお灸で調節し、自然妊娠はもちろん、人工授精や体外受精の日程に合わせた、妊娠しやすいお身体づくりのお手伝いをさせて頂きます。

東洋医学では、人が生まれながらに持っている「自然治癒力」を大切にしています。お一人お一人の、体質や症状、生活習慣に合わせて、鍼灸・食事・運動・栄養学等の観点から、生理周期の改善や、子宮卵巣の機能の向上につなげていきます。

西洋医学は、病気の発見や原因に合わせた、薬や手術などの対処療法に優れた点があります。

東洋医学における鍼灸療法は、お身体全体の調和を大切にし、自ら病を治す力を高める治療をしていきます。自分の力で妊娠しやすいお身体になるための、鍼灸でホルモンバランスを整えていくことから始めてみてはいかがでしょうか。

43歳・42歳妊娠のご報告

こんにちは。さらのて鍼灸院きたはらです。暑い日が続きますね。

今月もまた、40代での妊娠のご報告ができますこと、同じ40代で妊活を頑張られている皆様の励みになればとお話しさせていただきます。お二人とも、第一子となる赤ちゃんのご懐妊です。今、安定期に入られる43歳と、妊娠後期の42歳の女性です。

43歳・42歳のお二方も、体外移植の保険限度後、妊活鍼灸にいらっしゃてくださいました。自費での体外に向けて、鍼灸、運動、食事面からのお身体づくりをはじめました。お二方とも職種は違いますが、朝から晩までお仕事をされ、妊活と仕事の両立やストレスや、40代妊活という不安や葛藤もお持ちでした。

妊活は、妊娠がゴールではなくスタートなのですが、そこまでたどり着くのがいつになるかは、今の医療をもってしても、明確に断言できないだけに不安も大きいものです。妊活に伴うホルモン剤の服用や治療によるお身体の不調は、妊活の不安と合わさり、心と身体のバランスも崩してしまいがちです。

心と身体は一つであり互いに影響をしている、「心身一如」は東洋医学の根底にある治療法。それこそが妊活鍼灸における、自律神経を整え、安定したホルモンバランスを自分で作り出せる、妊娠しやすいお身体づくりにつながるところです。

40代で第一子となる赤ちゃんご出産されることは、今時めずらしいことではありません。40代ご夫婦に、待ち望まれて生まれてくる幸せな赤ちゃんです。一日一日大切に育まれてください。

私事ですが、以前児童相談所で里親委託支援の仕事に就かせていただいているとき、よく訪問する乳児院に、「こどもは育てたように育つ」と書かれた言葉がありました。自分の子育てを振り返ると、まさにその通りだなぁと反省しております。

40代からの子育ては、きっと毎日が新しい発見ですね。ご両親の人生の半生から得た、知恵と経験を大いに生かして子育てをされていくことでしょう。40代からの子育ていいですよね。

梅雨のむくみと妊活

こんにちは。さらのて鍼灸院きたはらです。梅雨の時期に入りましたね。この時期はいつもよりむくみや頭痛が起こりやすくなります。
皆様ご存知の通り、妊娠には『血流』が大切、むくみや冷えは大敵です。むくみは、血流の流れ、特に心臓への戻りが悪く冷えにもつながります。

そもそも血管は栄養やホルモンの通り道です。

血管を通る「血流」が、細胞まですべての材料を運んでくれています。
生殖器の毛細血管を開いているのは副交感神経の働きです。

今の時期は、寒暖差への対応で、神経は血管を開いたり閉じたりに大忙し。
差が激しいのでメリハリつけて働くことが難しくなってきます。

自律神経のバランスが崩れやすいこの時期、生理が乱れたり、疲れやすかったり、身体がだるかったり、頭痛、おなかの不調が出やすいことはありませんか?


妊活においては、自律神経が乱れて副交感神経が働きにくくなってしまうと、
毛細血管が閉じてしまったり、長く続くと血管が減ってしまうことも!
道が滞っているといくら材料を合成できても、赤ちゃんのたまごに栄養を届けることができません!

卵子や精子が正しく育つためには、育つまでの期間
栄養やホルモンを安定供給できる道が通じていることも大切です。


定期的に鍼治療により神経が刺激されることで、毛細血管は育ち血流はどんどん増えていきます。
お身体の状態は一人一人違いますが、きちんと通院することが妊娠への近道となりますよ。

睡眠の質=卵子・精子の質

こんにちは。さらのて鍼灸院きたはらです。
一日の気温の変化が激しいため、季節の変わり目は、睡眠が浅かったり、朝早く目が覚めてしまったりと、前の日のお疲れがとれない人も多いのではないでしょうか。
睡眠時間が短かったり眠りが浅い状態では、妊活においても卵子の質に関わってきてしまいます。

睡眠は妊活敷いては健康の基本です。いくら食生活に気を付けてサプリメントで補充をされても、しっかりと眠れていなければ、卵子の成長や妊娠の維持には繋がりません。これは男性も同じです。

眠りの整体「ひつじがいっぴき」は
神経・血管の走行を意識しながらピンポイントで凝りをほぐして滞っていた体に流れをつくるので、
一気に筋肉が緩むと同時に脳がシャットダウンします。夜しっかりと眠ることで、卵子を育むホルモンが働き、質の良い睡眠は採卵率にも非常に影響を与えます。

いつもの施術にプラスしたり、ご夫婦で、奥さんが妊活鍼灸を受けている間に、旦那さんが睡眠セラピー「ひつじがいっぴき」を受けることも可能です。睡眠セラピーは、鍼を使わないので、鍼に抵抗がある方にもおすすめですよ。

妊娠出産への近道は、ご夫婦で同じ気持ちで取り組んでいかれることが何より大事ですよね。

お身体のお疲れは心のお疲れにもつながります。妊活は、ご夫婦それぞれで開始時期とペースが異なります。妊娠出産は子育てのスタートでありゴールではありません。子育てが始まる前に、お二人の気持ちやご体調を崩されてしまわれないよう、妊活では、お互いへの休憩とご褒美も大切にされてはいかがでしょうか。

40代妊娠報告

こんにちは。さらのて鍼灸院きたはらです。ゴールデンウイークいかがお過ごしでしょうか。

先週は、昨年から当院にお通いで、今月に臨月をむかえたお腹の大きな妊婦さんが、施術にいらっしゃってくださいました。

40代の方で、来月出産予定です。おなかの中の赤ちゃんは男の子で、妊婦さんのお中の膨らみ方も前に飛び出すような、男の子らしい形の妊婦さんのお姿です。

週に一度当院にお通い頂き、3か月で妊娠されました。初回の問診では、お仕事柄、冷えの強い職場環境であったため、下半身の冷えと血流不良がありましたが、針とお灸に合わせ、ご自身でも毎日一時間のウオーキングを頑張られて、無事自然妊娠して、今月臨月をむかえられました。本当に努力家で素敵な女性です。数週間後にはかわいい男の子のママになられます。

院内の待合室のホワイトボードに、一言お言葉を頂きました。

「40代の子育てがんばります!」

生まれてくる赤ちゃんと始まるさらなる人生スタート。40代からの育児は、今までのご経験から得たすばらしい感性でおおらかに子育てをされることでしょう。きっと、優しいお子さんにご成長されると思います。皆様も40代の妊娠・子育て、自信をもっていきましょう。

当院に通われ、5月に出産予定の方ほかにも何名かいらっしゃいます。もうじきですね。

新緑の季節に新しい命とスタートする新たな人生楽しみですね。どうぞご体調に気を付けて母子ともに健康でありますよう、スタッフ一同心よりお祈りしております。素敵なご縁を頂きありがとうございます。